Ⅰ💓pet 

無責任な飼い主によって天寿をまっとうできず 一生を終える・・・そんな小さな命を救いたい。

ペット不要回収車


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【不要ペット回収車】

これは各自治体が行っていた制度です。(区役所・市役所)

「定時定点回収」という、決まった時間と場所に動物を持ち込めば、

ごみ収集と同じ要領で犬猫を回収し、最終的に殺処分するというシステムです。

 

持ち込むのは飼い主だけでなく、野良猫が子猫を産んでしまい、朝から晩まで

ニャーニャーうるさいからといった事情で持ち込む人もいますが、

多くは飼い主からが多いと言います。

 

「ペット不要回収車」、誰が聞いても不穏で嫌な名前。

ここに連れて行ったら間違いなく殺される!

小さい子供でさえそんなことは簡単に想像し理解ができます。

しかしそれが分かったうえで、持ち込んでいる。

本編のインタビューを受けていた女性の潔いほどの“まるで他人事”

な話しぶりに・・・本当に血の通った人間なのかと。。哀しい。悔しい。

回収員の方に、持ち込まれたペット達を拒絶する権限はなく

この子たちは3,4日の猶予の後、殺処分されるのです。

もうこの世にはいない。

 

ではなぜ、こんな車まで準備をし、無責任な飼い主に出向いてまで

不要な動物たちを回収していたのでしょう?

それは、無責任な飼い主が勝手に山に捨てたり、遠くまで車で連れていって

置き去りにし、野犬が増えて大変だから、だそうです。

結局は無責任な飼い主が行う無責任な行動を阻止するため。

 

今現在、2013年の改正動物愛護管理法によって安易に自治体が動物を

受け取らなくてもよくなり、この回収車も廃止されていきました。

(2015年頃まで大分、兵庫、静岡で走っていたという目撃証言もあるみたいです)

こんなことがつい最近まで行われていたという事にびっくりだし

国はこれを恥じるべきだと思う。先進国といわれている日本のはずなのに

こんなことをまだ日本はやっていたのかと他国に笑われるでしょう。

いつかドイツのティアハイムのような施設ができることを期待しているけど

何十年、何百年も先だろうなぁ。(いつか行ってみたい!)

 

このような事が行われていたことを知ってほしくて書いてみました。